
今日スウィーニー・トッドを観てきました。
実は別にものごく観たいわけじゃなかったのです。
今日は月初めで、1000円で観られる日なので気分転換がてらに、なにか観ようと思ったんですが、特に観たいものがなかったので、これを観てきました。
私には珍しく、殆ど前知識を持たず、主演や監督がシザーハンズのスタッフが作った、という程度の前知識で観ました。
観終わった感想は
「つまらなくないが、面白くもない。シザーハンズと今作を比べると断然前者。」
と、いったところ。
まず序盤に主人公の目的が『復讐』と解った時点で、「あ〜主人公死ぬのか」と分ってしまった。
これは別にいい。というか、復讐劇は死なないとダメ。俺的に。
問題は主人公の心理、というか考え、思考?が最初から最後まで変わらないこと。
これがちょっと面白くなかった。
物語としては二転、三転していたのだが、登場人物の心理的な変化は殆どなく、物語だけ変化しているだけのような気がした。
だから、別に面白くないわけじゃないのだが、なんというか中途ハンパな感じ。
ミュージカル劇でも観てる感じ。
演出やカメラワークは、さすが巨匠ティムバートンだけあって、すばらしい。
音楽に合わせたカメラワーク、演出が彼の持ち味が存分に出てる感じがする。
やはり映像を勉強した人間なので、作品に流されて観ているだけとはいかず、色々とチェックしてました。
たとえば、主人公は最初から最後まで画面の左側に置かれてました。
左に置くということは「安定と下位の印象」を与えます。
これは物語的に悪者や敗者などがこの位置に置かれます。
もちろん、話の展開で変わりますし、動いているか止まっているかでも変わります。
役者の演技も、ジョニーデップを含め、すばらしい演技だった。
まあ、総合的な感想は、やはり脚本が弱い。
最近のユーザーは物語にどっぷり使っている世代なので、もうちょっと変化にとんだ脚本じゃないと受けないと思った。